FX トレーリングストップの使い方を理解して利益を最大化する方法

FX トレーリングストップの使い方を理解して利益を最大化する方法

 

利益確定ポイントの設定が難しいとお悩みの方向けに

今回は、トレーリングストップを使って利益を最大化する方法をご紹介いたします。

 

利益確定

 

トレーリングストップはこんな場面で使える

 

トレーリングストップという言葉を聞いたことがあったり、取引ツールの決済画面にこの言葉を見かけたことがある方もあるのではないでしょうか?

 

このトレーリングストップは使い方によっては利益を大幅に伸ばせる仕組みですので、知っておいて損はありません。

 

まず、トレーリングストップとはどのような仕組みかというと

「利益確定の目標までもう少しで到達しそうだな!この勢いだともう少し伸びそうだけど、判断が遅れると含み益が減ってしまう可能性もあるな・・・」

 

というときはありませんか?

トレーリングストップでは、このような場合に

「利益確定位置を自動延長」してくれるシステムです。

 

FXではどうしてもプロスペクト理論が働いてしまいますので

「もう少し伸びそうだから放っておいたものの、伸びた後に最初の利益目標より含み益が減ってしまったから、もう少しポジションを持っておこう」

などといった、自分の感情を相場に出してしまう癖がありますので、これを自動化してあげることにより、利益を最大化できる仕組みです。

 

 

詳しくは、FX プロスペクト理論とは?日常にも実は潜んでます!を参考にしてください。

 

トレーリングストップとは?

 

トレールとは英語で「追跡」を意味します。ストップは「止める」なのでFXでは損切を意味します。

 

相場が進むにつれて、損切ラインの位置を自動延長していく仕組みです。

 

つまり、トレーリングストップとは相場の動きに合わせて損切は最小限に抑えつつ、利益の最大化を狙う注文方法です。

 

例えば、1ドル100円の時に買いエントリーしていて、トレーリングストップを5円にしていたとすると(実際にはpips計算)

105円→110円→115円→120円と利益がどんどん伸びた場合、損切ラインを5円ごとに自動で引き揚げてくれます。

 

この場合だと、最高値位置が120円だったとすると、115円に相場が戻ってきたときに損切になります。

 

このように、もう少し伸びそうだけどどこまで相場が伸びるかわからない時に使うことが出来ます。

 

 

 

トレーリングストップのメリット

 

まず、トレーリングストップのメリットを紹介します。

 

最大のメリットは、「損失は最小限、利益は最大化」できるということです。

 

最初のエントリーから、含み益になったときに建値に損切ラインを移動しておき、トレーリングストップを仕掛けることで

その時点で、そのポジションの負けはなくなります。

 

あとは、勝ちが確定している上に、トレンドが続くようであれば、半永久的に利益を伸ばすことが可能です。

 

ですので、トレンド相場の時に活用することで、利益を伸ばしやすい手法の一つです。

 

万が一、トレーリングストップを仕掛けておいて建値までポジションが戻ってきたとしても負けではない為、次の取引のために資金を残せておけます。

 

 

 

トレーリングストップのデメリット

 

しかし、上記で説明したようにメリットだけであれば誰でも使って今頃大儲けする人ばかりだと思います。

 

もちろんデメリットもあります・・・

 

買いエントリーの場合で考えていきます。

上昇トレンドの最中で、100円のときにエントリーしたと仮定すると

 

相場はN字に動きますので、上昇トレンドでももちろん一時的な下落はあります。

そのときに、トレーリングストップ仕掛けていると、101円になったときにこの一時的な下落があると、

 

トレーリングストップを仕掛けていなかった場合、105円まで伸びていた相場であっても、一時的な下落により101円で決済してしまうこともあります。

 

もちろん1円でも利益は出ていますので問題はありませんが、この点も考慮して、エントリーする前にリスクリワード計算をして、最悪のパターンを想定してリスク管理するひつようがあります。

 

リスクリワードについてはFX 損を取り戻すことの大変さ。損をしてからでは手遅れです!を参考にしてください。

 

このように、トレーリングストップを仕掛けて損切ラインを自動引き上げすることにより、後の大きな利益を取り損なってしまう機会損失があるデメリットも把握しておきましょう。

 

活用

 

トレーリングストップを使って利益を最大化する

 

実際にトレーリングストップを仕掛けてみましょう。

 

まず、価格の変動に合わせてロスカットラインを調整する使い方です。

 

1ドル100円のときにポジションを持ちロスカット位置を-2円のところに設定しておくと98円で損切になります。

 

エントリー後は、トレーリングストップを仕掛けることにより、103円になったら、損切が99円→104円になると100円の建値まできます。

 

あとはここからは負けはないので、利益が最大化するところまで待ちます。

 

106円まで上昇したとしましょう、

106円が最高値でー2円に設定していますので、104円の損切ラインにタッチしたところで決済となります。

 

もちろん、-2円のところにタッチするまでトレーリングストップはつづきますので、仮に106円まで上昇して一時的に下落して105円になったとしても、104円(-2円)の位置にタッチするまでトレーリングストップは続くので、その後110円になれば108円で決済となります。

 

これが一般的なトレーリングストップの使い方です。

 

次に、価格の暴騰・暴落の反発狙いでエントリーする使い方です。

 

例えば価格が暴騰し、1ドル100円→120円になったときに、最高値の位置が落ち着いて118円になりこれから下落すると分析した場合

118円から売りを仕掛けていき、トレーリングストップをすることで利益の最大化を狙います。

 

急な値動きは元の価格まで戻ってきやすいため、この手法はおすすめです(ある程度FXを経験してエントリーするタイミングを判断する能力は必要)

 

今回紹介したのは

 

・トレンド時にトレーリングストップを仕掛けて利益をズルズル伸ばす方法。(利益目標がわからないとき)

・暴騰からの反発で売りを仕掛けて利益を伸ばす方法です。(利益目標は、暴騰・暴落の前の元の価格付近がお勧め)

 

です。

 

もちろん、今回は買いと売りの別々のパターンで紹介しましたが、逆の場合も同じように使えます。

 

つまりトレーリングストップは上昇相場・下降相場どちらでも活用することができます。使い方次第で買いでも売りでも利益をねらうことができます。

 

まとめ

 

■トレーリングストップとはこんなもの

・利益目標がわからないときに使える

・利益を最大化できる

・建値まで戻ってきて仕掛ければ負けは無くなるが利益はズルズル伸ばせる

 

実際に使ってみることでマイナスいくらで損切に設定すればよいかなどわかってきますので、まずは実際に使ってみてください。

「百聞は一見に如かず」です!