FX 損切りの3つの基本目安とは?

FX 損切りの3つの基本目安とは?

 

今回は、FX初心者が一番悩んでいる「損切り」について

基本中の基本を3つ紹介します。

 

この損切りの基本を知ることで、FX初心者における損切り設定の必要性・活用法を身に着けていただきます。

 

■この記事はこのような方向けです。

 

・FXの損切りの設定に悩んでいる方

・損切りがうまく使えていない方

・資金が目減りしてしまっている方

 

FXにおける損切りの重要性

 

まず、損切りとは、自分が持っているポジションが思っていた方向と違う方向に進んでいった際に、「資金を守る」ために、FXに限らず投資分野において、非常に大切な手法の一つです。

 

損失を出してしまったときは、目の前の資金よりも、次の取引に再挑戦する資金を残す為という意味でも、損切りはしっかり行いましょう。

 

損切りで一番大切なのは「ルール」を守ることです。

 

なぜなら、上がると思って「買い」でエントリーした場合、上がると確信して買っているわけですから、何も考えずにトレードしていては、いつまでたっても「いつか必ず戻ってくる」と信じ、損切り出来ないからです。

 

実際、FX以外にも仮想通貨や株式投資などでも、この「損切り」が出来ずに、多くの方が大損をしています。

 

投資で利益を出すには、損切りをルールに従ってコンスタントに相場をこなすことが、資産を増やす最短の道です。

 

 

FX初心者が実践するべき3つの基本的な損切方法

 

1.損切りするタイミングは余裕を持たせる

 

損切を置く基準は、使っているインジケーターや相場感により違いますが、ここでは、幅広く使われている「ライントレード」での活用法を紹介します。

 

例えば、ライントレードであれば、サポートライン・レジスタンスラインがあります。

余裕を持たせるとは、これらのラインの「少し外側」に損切り位置を置くことです。

 

なぜなら、サポートライン・レジスタンスラインは「トレンドが変わるタイミング」だからです。

 

トレンドが変わってしまえば、そこから先は、加速度的に損幅が増えていくでしょう。

 

サポートラインとは、相場がそのラインで底の部分

レジスタンスラインとは、相場がそのラインで天井の部分のこと

 

建値よりサポートラインが10pipsの位置にある場合は、損切り位置はそれから2~3pips外側にしましょう。

 

これは、トレーダーによってインジケーターの使い方が違うため、ラインをローソク足の実線に引く人もいれば、ヒゲに引く人もいますし、移動平均線であれば、25日平均で設定している人もいれば30日平均にしている人もいる為、

 

これらの「誤差」で損切りに引っかからないようにするためです。

 

もちろん、引っかからないようにするというのは損切をさせないという意味ではない為、10pipsにラインがあり、余裕をもって12pipsに損切を置かなければならないときは、1度のトレードでの負けを10pipsで許容していた損切りでの損失分を12pipsで損切した際に同じ損失分になるように再計算する必要があります。

 

本来、10pipsで1万円の損失を許容していた場合、2pips余裕を持った場合12pipsで12000円になってしまうのではなく、取引数量を調節して12pipsの損失でも1万円の損失額で済むように設定しましょうということです。

 

2.ラインと損切りのポイントの幅

 

先ほどは10pipsに損切を置いたときの話をしましたが、実際は損切位置はどこに設定したらいいのか?

 

FX初心者が一番悩むところではないのでしょうか。

 

答えは、その日の値動きの幅によって調整するが正解です。

 

なぜなら、為替相場は日によって値動きが全く違うため、値動きが大きい日は、損切位置を小さくしていればすぐに引っかかってしまいますし、値動きが小さい日は、大きい損切幅にしていると、損切にも引っかかりませんが利益確定も出来なくなってしまうからです。

 

その為、直近の値動きを見て決めるのが効果的です。

 

※ドル円であれば、ボラが大きい日は100pips近く動くこともありますし、小さいときは20pipsくらいの日もあります。

 

3.トレンドかレンジか見極める

 

トレンドレンジかを見極めて、環境認識をし、「高値・安値を切り上げているか?」や「同じ幅の中でチャートが行ったり来たりしているのか?」によっても損切りの幅は変わってきます。

 

トレンドであれば、買いの場合「高値・安値切り上げ」が前提ですので、基本的にチャートが上方向に行っているときに買いエントリーすることが出来れば、その位置よりレートが下がることは無いはずなので、損切はかなり近くに設定しておいていいでしょう。

 

レンジであれば、「相場が行ったり来たり」するのが前提ですので、買いエントリーの場合、レジスタンスラインを何度も試しに行くでしょうが、その反面、レートが下げてくれば、サポートラインもした抜けようと試しにいくでしょうから、あまりに損切位置がサポートラインより近すぎると「ダマシ」などにより、損切りに引っかかってしまい、その後レートが上げることがあれば、むなしい気持ちになります。

 

ですので、1でも紹介した通り、ラインより少し余裕を持った位置に損切りラインを置きましょう。

 

リスクリワードで取引の幅を調整する

 

リスクリワードを使い、利益以上に損切の幅を広くしないようにしましょう。

利益で10pips目標なのに、損切20pipsの位置だと、負けた時のリスクの方が大きくなるからです。

 

今回は損切の話なので割愛しますので、気になる方はFX 資金管理さえしていれば勝てるようになる!手法よりも重要な理由を参考にしてください。

 

リスクリワードを使う際の注意点としては、5pipsの利益を取りに行くためにリスクリワード2:1(利益:損失)であれば、損切2.5pipsになりますが、あまりに幅が小さいトレードだと証券口座にもよりますが、勝ったとしてもほぼ手数料で無くなってしまうこともあるため、注意しましょう。

 

トレードスタイルによって損切幅を変える

スキャルピングの損切り幅の目安

 

トレードスタイルによって、損切幅を変えましょう。

 

まだ、自分に合ったトレードスタイルを見つけていない方は、FX まずは自分に合ったトレードスタイルを見つけようを読んでから続きを読んでください。

 

スキャルピングは数秒から数十秒でポジション決済をし、小さな利益をドンドン積み重ねていくトレードスタイルです。

 

利益幅は最も小さく、10pips未満でも利益が出たらすぐに決済していきます。

 

量>質で稼ぐ方法です。

 

個人的には、手数料も考慮して10pips~15pipsくらいの利益目標に設定することをお勧めします。

損切はリスクリワードにもよりますが、スキャルピングの場合は幅が小さい為、RR2:1.5くらいでもいいと思いますので、10pipsをとりに行くのであれば、損切は7.5pipsくらいで大丈夫です。

 

デイトレードの損切り幅の目安

 

デイトレードは数時間から1日でポジションを決済するトレードスタイルです。

 

デイトレードの利益幅は数十pips~50pipsくらいがお勧めです。

 

ある程度の利益幅が出たところで、利益を確定をするも良し、トレーリングストップを仕掛けるのも良しです。

 

トレーリングストップとは、利益を自動で延長してくれる仕組み

 

トレーリングストップについて詳しくは、FX トレーリングストップで利益を最大化する!を参考にしてください。

 

その日の値動きの幅によっていくら取っていくか判断しましょう。

 

スイングトレードの損切り目安

 

スイングトレードは数日~数週間でポジションを決済します。

 

トレードの特徴はスワップポイント狙いや、徐々に利益を積み上げていきたい方向けのトレードスタイルです。

 

質>量の関係性です。

 

スワップポイントとは、2国間の通貨の金利差によって受け取れる(または支払う)金利のこと。毎日貰えるおまけのお金。

 

スイングトレードの場合100pips~数千pipsを長期的に狙うトレードである為、テクニカル分析以外にもファンダメンタル分析なども気にする必要があります。

 

とっていくpipsが大きい為数か月~数年ポジションが決済されない為、気長に待てる方向けです。

 

損切のメリットを知っておく

 

損切のメリットを知ることで嫌な損切をポジティブに捉えられるようになり、スムーズに行えるようになります。

 

他記事でまとめていますので、気になる方はFX 損切りで得られるメリットを知ろう!をお読みください。

 

まとめ

 

損切の3つの基本目安

 

・損切りするタイミングは余裕を持たせる

・その日の値動きの幅によって損切幅を調整する

・トレンドかレンジか見極める