FX初心者はスキャルピングで勝てない?!手を出さない方が良い3つの理由とは

FX初心者はスキャルピングで勝てない?!手を出さない方が良い3つの理由とは

 

■この記事はこのような方向けです

・FXを始めたばかりでトレードスタイルを確立していない方

・スキャルピングをしているけど、利益が上げられない方

・毎月の収支が中々プラスにならない方

 

FXではスキャルピングやデイトレードなど様々なトレードスタイルがあります

 

スキャルピングとは1pips~10pipsという小さい利益をコツコツ積み上げることにより収支を安定させるトレードスタイルです。

 

世間では、短期間にサクッと稼げるといったイメージが定着していますが、初心者にとっては一番利益を上げにくい方法となっています。

 

今回は、「なぜ初心者がスキャルピングに手を出さない方が良いのか?」に着目して詳しく紹介していきます。

 

FX初心者にスキャルピングがお勧めできない3つの理由

 

スキャルピングは複数の時間足を組み合わせて考える必要がある

 

 

一般的に上の図にあるように、スキャルピングは日足・4時間足・1時間足・15分足・5分足・1分足と、他のトレードスタイル比べて分析に使う時間足がとても多いです。

全て同時にフラクタルを用いて分析をするのは、プロトレーダーでも結構難しい作業になります。

 

フラクタルについて詳しくはFX フラクタルで考える!を参考にしてください。

 

各時間足で分析して、総合的に見た時に正しい相場判断ができるかどうかが求められます。

 

スキャルピングは高い勝率を求められる

 

スキャルピングトレードは少ない値幅をコツコツ積み重ねて利益を安定させると先に説明しましたが、性質上、高い勝率を求められます。

 

利益を上げるには「勝率×損益率=」ですから、1取引の損益比の幅を広げるには、スキャルピングではリスクが高まってしまいます。

 

リスクリワードとは、利益と損失の関係のこと。

 

リスクリワードについて詳しくはFX 資金管理さえしていれば勝てるようになる!手法よりも重要な理由を参考にしてください。

 

FX初心者が高勝率を維持するのは至難の業であり、成績を維持できないようであればすぐに破産してしまいます。

 

では、いったいどれくらいの勝率が必要なのでしょうか?

現在の取引スタイルで今後破産しないかどうか?を一目でわかる方法があります。

 

それが、「バルサラの破産確率」です。

 

 

こちらの表を基に、現在の勝率と損益率を当てはめてみてください。

 

勝率=勝ちトレード数÷総トレード数

損益率=平均利益÷平均損失

で計算できます。

 

バルサラの破産確率についてもっと詳しく見るには、FX バルサラの破産確率で資金管理を考えてみようを参考にしてください。

 

一般的には、スキャルピングは損益率が1前後になりますので、勝率を上げるしかないのはご理解していただけるかと思います。

 

損益率1の場合、勝率が80%以上で無いと破産率は0になりません。

 

※基本的にバルサラの破産確率は1以下が望ましいとされています。

 

FX初心者が年間収支トータルを80%以上で終わろうと思うと、とても難しいと言われています。

実際、80%を超える勝率を維持できている方はいないと思います。

 

プロトレーダーでも勝率60%程ですし・・・。

 

このように損益率を調整しづらいスキャルピングでは、高勝率を維持することが大前提となりますので、FX初心者にはハードルが高いと言えます。

 

スキャルピングは判断力が逸脱している必要がある。

 

初心者の方が利益確定と損切の位置を刻々と相場が動いている状況で、即決の判断ができるでしょうか?

 

スキャルピングは小さな値幅を狙うことから、数秒から数分で取引が終了してしまうこともあります。

その中で、トレード判断をその場ですぐに下し、的確な相場判断と行動ができるでしょうか。

 

チャートが順調に推移すれば、もっと利益を伸ばしたいと思ってしまい、利益確定が遅くなってしまうこともありますし、逆行してしまえば、「相場がもどってくるだろう」と損切出来ずに相場を眺めてしまうことでしょう。

 

そして、スキャルピングで10pips程度を狙っているのに、損切りの判断が遅れてしまい、1度の取引で30pipsもの損失をだしてしまうこともザラにあります。

 

あとから、チャートを見直すと、天井または底値圏であったパターンも多く存在します。

 

つまり、FX初心者は数秒~数分で取引が終了してしまうトレードスタイルなのに、俊敏に対応できる相場の経験とスキルを持ち合わせていないことから、スキャルピングトレードはFX初心者に向いていないとされています。

 

自分に合ったトレードスタイルを見つけるにはFX まずは自分に合ったトレードスタイルを見つけようを参考にしてください。

 

判断力が鈍くなり、さらなる損失をだしてしまう

 

スキャルピングは数秒~数分の取引をコツコツこなすことで利益を上げる為、1日の間に10~30回の取引をコンスタントにこなしていきます。

 

その中で、利益や損失を繰り返すことで脳が正しい判断をできなくなってきます。

 

感情が左右されやすい方は要注意です。

 

利益が出ると勘違いしてしまう

 

利益が出た時は、「また勝った!次も勝ってやる!」から「今回も勝てた!次も勝てるだろう!」と考え始めてしまい、「エントリーすれば勝てる」と勘違いをし始めてきます。

 

これがポジポジ病引き金にもなりかねません。

 

ポジポジ病とは、ポジションを持っていないと不安。待っていられない。感情的にトレードしてしまうFX特有の病。

 

ポジポジ病について詳しくはFX 誰もが陥るポジポジ病とは?ポジションを持っていないと不安?を参考にしてください。

 

負け続けると自信を失う

 

逆に、損失を繰り返し出していってしまうと「また負けた・・・。一発で今までの負けを取り返してやる!」と、スキャルピングをやっているにも関わらず、利益は10pips確定位置なのに、今までの負けを取り戻すために損切り位置は30pipsなど、引っかからないようにしてしまい、”優位性”を意識したトレードをしなくなります。

 

ここで言う優位性とは、損益率のことです。

 

何でもそうですが、負け続けるとだんだん自信を失ってきてしまい、自分を見失ってきます。

 

負けが負けを呼び、含み損が膨らみ30pipsに近づいたころに「このままでは、一発で資金を失ってしまう」と考え、さらに損切り位置を遠くに再設定してしまいます。

 

そして「塩漬けポジション」をつくってしまいます。

 

塩漬けとは、含み損を損切したくないからと損切を確定せずにポジションを放置すること。

 

エントリーしているのが普通になってしまう

 

FXは買いと売り以外に、取引方法がもう一つあります。

 

それは「待つ」ことです。自分が優位な位置に立つことが出来て初めてトレードのエントリーが出来るわけです。

しかし、FX初心者は「スキャルピングはエントリーしてなんぼ!」とう考えを持ってしまっている方が多くいるように感じます。

 

FXは基本的にエントリーしている時間より「待つ」時間の方が圧倒的に多いんですけどね・・・

 

FX初心者こそ長期トレードから始めるべき

 

このようにFX初心者にとって、短期取引になればなるほど要求されるレベルが高くなってくることはご理解していただけたと思います。

 

ですので、FX初心者が個の成長を求めるのであれば、分析に時間を掛けられ、1トレードの”質”が自然と濃くなる長期取引をお勧めします。

 

基本的に投資は長期であればある程リスクも減ってきますし、手数料も少なくて済みますので資金が残りやすいです。

 

上で説明したように、フラクタルで相場は考えますので、小さい足で考えても大きい足で考えても基本的には同じ動きですので、まずは大きい足で「相場の動き方」を学び、慣れてきてから短期取引に挑戦すれば良いです。

 

フラクタルについて詳しくは、FX フラクタルで考える!を参考にしてください。

 

 

まとめ

 

■スキャルピングが難しいわけ

・複数の時間足を組み合わせて勘がる必要がある

・短時間で即決できる判断力を求められる

・高い勝率を求められる

 

資金を早く増やすための方法は、「資金をはやく増やしたい」と言って、最初からハイリスクな取引方法を選ぶのではなく、自分に合った取引スタイルを確立するのが1番手っ取り早いです。

 

現状スキャルピングをしていて、利益が中々出せない方は、この機会にトレードスタイルを見直してみてはいかがでしょうか?

 

自分に合ったトレードスタイルを見つけるにはFX まずは自分に合ったトレードスタイルを見つけようを参考にしてください。

 

今まで挑戦していなかった取引方法で新しい自分を発見できるかもしれません!