FXの”リスク”を知って資金管理に役立てよう!

FXの”リスク”を知って資金管理に役立てよう!

 

FXを始めとした投資商品には必ず「リスク」が伴います。

 

この「リスク」を予め知っておくことにより、リスクを回避することが可能になります。

 

今回はFXについてのリスクの解説と有効な対策方法をご紹介します!

 

はじめに

 

リスクゼロの投資はまずありません。

 

例えば銀行預金を投資として考えた場合、銀行でお金を預けて金利を受け取る「預金利息」も実は銀行が破綻してしてまえば1000万円以上のお金は保証してくれません。

 

株式投資を行うのであれば経営破綻してしまえば投資したお金は返ってきませんし、不動産投資であれば空き室が続けばもちろん収入はありませんので、こちらも「リスク」として考えられます。

 

このようにFX以外の投資でも「リターン」がある投資については必ず「リスク」もあります。

 

なのでそういった「リスク」とどう付き合っていくか見ていきましょう!

 

知っておくべきFXの6つのリスク

 

ここからはFXの具体的なリスクを6つご紹介していきます。

リスクを回避するためにはまず、リスクを理解する必要がありますので必ず覚えておきましょう。

 

為替変動リスク

 

「為替変動リスク」はFXという投資商品は基本的に「為替差益」を利益として受け取ることがメインの取引内容になってきますので、為替変動リスクが一番意識しておきたい部分と言えます。

 

FX取引は為替変動を利用して利益を生み出す投資の一つです。

そのため為替が思った方向にレートが動けば利益を出せますが、逆に思った方向と逆にレートが動いてしまえば損失になってしまいます。

 

また、テロ・紛争などによっても為替相場が大きく動くリスクも存在します。(カントリーリスク)

 

さらに、この時大きなレバレッジを掛けているとさらに何倍もの損失を生んでしまいます。

 

特に「レバレッジ」を大きく掛けて大損してしまい、相場を後にするトレーダーは数多くいますのでFX取引をする際はレバレッジには大きなリスクが伴うことを理解しておきましょう。

 

レバレッジとは、証拠金の何十倍ものお金を使って取引できる制度のこと。国内証券口座では最大25倍までと決められている。

 

金利変動リスク

 

「金利変動リスク」とは、FXとは日本語で「外国為替証拠金取引」と呼びますが”為替”というのは、2国間の通貨の交換を指しますので、この2国間の”金利差”によってFXでは毎日利息なようなものを貰えます。(スワップポイント)

 

スワップポイントとは、2国間の通貨の金利差によって受け取れる(または支払う)金利のこと。

 

しかしスワップポイントを受け取る為の条件の一つに「高い通貨を買い、安い通貨を売る」ということがポイントになっています。

 

もし、逆の「安い通貨を買い、高い通貨を売る」ということをしてしまえば、利息(スワップポイント)を支払わなければなりません。

 

なので、「為替変動」と「金利変動」もかかさずチェックしておかなければなりません。

 

”毎日”もらえるということは逆を介せば、「毎日利息を決める為に”締め”がある為、その時にスワップポイントを貰える条件を満たしているか?」という事になります。

 

ポジションを持つ際に「高い通貨を買ったから大丈夫だろう」と安心していると、数日後に金利が逆転してしまっているかもしれませんので注意しましょう。

 

参考記事:FX スワップ金利をイメージして利益を積み重ねよう

 

 

流動性リスク

 

「流動性リスク」は日本円や米ドルなど有名な通貨とはことなり、流通量の少ない豪ドル・ニュージーランドドルなどの通貨で取引を行う場合に生じるリスクです。

 

流通量が少ない通貨で取引を行っていると、持っている通貨を決済したくても買ってくれる人がいなくてポジションを解消できず、思うように取引がいかないことがあります。

 

また、流通量の多い通貨(日本円・米ドルなど)であってもテロ・紛争などで一時的に流通量が減少してしまうと、こちらもポジションを解消できなくなってしまうかもしれません。

 

強制ロスカットリスク

 

「強制ロスカットリスク」とはある一定上の損失が出そうになった場合、証券会社によって違いますが必ず、強制ロスカットの割合が決まっていますが、証拠金の〇〇%になったらトレーダーの意志とは関係無く「強制的にロスカットしますよ」というリスクのことです。

 

本来、強制ロスカットはトレーダーを守る仕組みですが、その後利益が出る見込みがあったとしても、一定の水準を下回ってしまうと強制的に決済されてしまいます。

 

業者リスク

 

FXで取引をするには証券会社を介して為替を交換する必要がありますが、この業者(証券会社)によってもリスクが生じてきます。

 

例えば100万円を証券口座に預け、取引を行い資金を200万円まで増やすことが出来たとします。

 

しかし、次の日にその証券会社が倒産してしまった場合、利益が出た100万円だけでなく、最初に証拠金として入金した100万円(計200万円)も返ってこないこともあり得ます。

 

頻繁に起こることではないですし、気にしていては取引が出来ませんが、このようなリスクもあることは頭の片隅にでも入れておきましょう。

 

システムリスク

 

基本的にFX取引はパソコンやスマホなどを使い”オンライン”で取引を行いことになります。

 

”オンライン”は非常に便利ではありますが、サーバーのトラブル・アプリの不具合などで取引が行えなくなる可能性も十分にあります。

 

特に短期売買でFXをする方にとっては1秒でも命取りになり兼ねません。

 

システムトラブルにより決済が出来なくなってしまった状態であっても、相場は常に動いています。

 

システムリスクは業者リスク同様、予測して回避することは難しいですが、トラブルが起きた時に慌てないようにこのようなリスクもあることをこちらも頭に入れておき、対処できるようにしておきましょう。

 

リスクに対しての対処法は?

 

ここまででFXにどのようなリスクが存在するのかご理解して頂けたと思います。

ここからはFXのリスクとどう向き合うか?対処法についてご紹介します。

 

ここで紹介する内容でFX取引における全てのリスクを回避できるわけではないですが、FXで大きな失敗をするリスクは回避することができます。

 

レバレッジは最低限にする

 

レバレッジは少ない資金でも大きな資金があるかのように取引が出来てしまう為、ついついレバレッジを掛けれるだけ掛けてしまいがちです。

 

しかし、一気に稼ぐことが出来る反面、一気に損するリスクも高まります。

 

レバレッジを高くしすぎて何百万円と言ったお金が1日で消えてしまうこともあるかもしれません。

 

逆にこのレバレッジの設定をきちんとしていると無理のないレバレッジで取引を行うことが出来、一回の取引で大損するということは無くなります。

 

そのため、FXのレバレッジはキチンと自分が無理なく取引ができる基準を作り、それに従って取引を続けるようリスク管理しましょう。

 

参考記事:FX レバレッジとは?その利点と注意点を解説

 

逆指値注文を活用する

 

逆指値注文とはあらかじめ設定しておいたレートで「自動損切決済」を行う注文を入れておくことを指します。

 

逆指値注文を入れておくことにより、「システムリスク」が起こってしまった場合などでも、予め設定しておいた損切位置までレートが来たときに自動的に損切してくれる為、大きな損失を回避することが出来ます。

 

また、チャートをずっと見ていると「含み損だけど、この後含み益になりそうだな・・」などの根拠の無い理由で損切を先延ばししてしまう癖も直すことが出来ます。

 

逆指値注文はFX取引をする上でとても重要ですので、必ず身につけておきましょう。

 

参考記事:FX 指値注文・逆指値注文について分かりやすく解説

 

安心できる証券会社を選ぶ

 

これは「業者リスク」を考えたリスク管理方法です。

 

今証券会社を迷っている方や、もう持っている方などいると思いますが、そこの証券会社を選んだ理由は何ですか?

 

もし「初回1万円分の証拠金がもらえるから」とか「キャッシュバックキャンペーンやってたから」と言った理由であれば危険です。

 

有名な証券会社であれば問題ないですが、あまり有名でない証券会社だと、広告のために「キャンペーンやってます!」などと顧客を獲得し、その分高い手数料や広いスプレッドであったりする可能性がありますし、経営破綻する可能性も有名な証券会社と比べるとあまり望ましくないからです。

 

なので、まずは資金力がありそうな証券会社を選ぶようにしましょう。

資金力があれば経営破綻のリスクは小さくなりますし、利用者が多ければ資金力もあるでしょうから、業者リスクを抑えて取引を行うことが出来ます。

 

取引量の多い通貨を選んで取引する

 

これは「流動性リスク」を回避する方法です。

 

流動性リスクを回避するために最も簡単な方法は「日本円・米ドル・ユーロ」などの取引量の多い通貨を選ぶことです。

 

また、取引量の多い通貨は比較的為替相場も安定していますので大きな損失が突然出るようなリスクも少なくて済みます。

 

しかし「スワップポイントを狙いたい!」というトレーダーの方は取引量の少ない通貨ぺアで取引をすることもあると思います。

なので、そのような場合は、金利差と流動性を天秤にかけてリスクとリターンの関係を考えましょう。

 

まとめ

 

FXについて具体的な6つのリスクについて理解出来ましたか?

 

・為替変動リスク

・金利変動リスク

・流動性リスク

・強制ロスカットリスク

・業者リスク

・システムリスク

 

今回対処方法まで紹介しましたが今回の内容でFXにおける全てのリスクをゼロにすることは出来ません。

 

しかし、自分がやっている取引にどんなリスクが伴っているのか?ということを毎回のトレードで理解して取引を行うことが出来るようになれば、万が一の場合でも対処することが出来ます。

 

今回紹介したリスクについて理解した上で、攻め時・守り時をしっかり身につけてさらなる向上を図ってください。