FX コツコツドカンで資産を溶かしてしまう理由と失敗しない回避法

FX コツコツドカンで資産を溶かしてしまう理由と失敗しない回避法

 

FXでは「コツコツドカン」と言う言葉が良く使われます。FXで資産を溶かした経験がある方は、コツコツドカンという言葉の意味を知っていることでしょう。

 

明確なルールがきまっていなかったり、リスク管理が悪いと気づかないうちに資産を溶かしてしまいます。

 

コツコツドカンは明確なルールや、リスク管理をしっかりすることにより改善できますので、特に初心者の方はなりやすいので、そうならないように回避法をご紹介します。

 

コツコツドカンとは?

 

コツコツドカンとは、利益をとるときは「コツコツ」積み上げて、1回の損切りで「ドカン」と資産を失うことを指します。

 

いわゆる、「損小利大」の逆になってしまっているということですね。

 

コツコツドカンには3種類パターンがあります。

 

1.10回のトレードで9回勝ったが、1回の負けで今までの利益以上に損失をだしてしまうパターン。

2.エントリー後に含み益が少しでも出るとチキン利食いしてしまい、含み損の場合は損切りせずに1回の取引で今までのチキン利食いで得た利益を失うパターン。

3.リスク管理ができておらず、リスクリワード1以下の取引をしてしまい、勝つときは10pips、負けるときは20pipsと利益の期待値より損失の期待値のほうが大きいパターン。

 

上記3つの「コツコツドカン」における共通点は、「損切りの考え方が悪い」ことにあります。

 

損切りができない、または遅すぎることにありますので、損小利大が勝つ秘訣と言われているのに、利小損大になっていしまっている状態です。

 

コツコツドカンで大損する人は多い!

 

FXに参加しているトレーダーは過半数以上の方が「コツコツドカン」を経験したことがあるのではないでしょうか。

 

コツコツドカンに気づいていないだけで、利益をたまたま上げられている方もいるでしょうが・・・。

 

基本的に、利小損大になってしまう取引は継続して資産を築きづらいで。

 

というのも、「バルサラの破産確率の表に自身のマイルールを当てはめてもらえばご理解していただけると思いますが、資産を築くには「勝率orリスクリワード」のどちらかを高める必要があります。

 

FX初心者の方が勝率をあげようとするのは知識量やスキルが足りないこともあるので、勝率よりもリスクリワード管理で優位性をもってトレードに挑む必要があります。

 

そうなると必然的にコツコツドカンになってしまうこともありません。

 

ナンピンでコツコツドカン

 

ナンピンとは、含み損のときに現在エントリーしている買い・売り方向と同じポジションを買い増して、「平均取得単価」を下げることを指します。

 

ナンピンについて詳しくはナンピンを参考にしてください。

 

ナンピンをすれば勝率もあがりますし、建値にもどってくることもあるでしょう。

 

しかしそうならなかった場合を想定してナンピン出来ていますか?

 

最初にエントリーした際に、損失の許容額いっぱいでポジション建てを行ったのであれば、ナンピン手法でエントリーしていくのであれば、その時点で「ドカン」の可能性を大いに抱えています。

 

ナンピンしながら勝率を上げてコツコツ貯めてきた利益が、1度の損切でドカンと吹き飛んでしまうため、ナンピンはコツコツドカンを引き起こしやすい為お勧めできません

 

チキン利食いからのコツコツドカン

 

チキン利食いで利益を伸ばせず、小さい利益で勝率だけ挙げて、1度にとれるpipsはとても少なくなってしまう方もいます。

 

このような方は、今まで小さく貯めてきた利益を「失いたくない」という気持ちが大きく働いてしまうため、含み損になった際に損切りできない方が多い為、1度の取引で大きく損失をだしてしまう傾向にあります。

 

典型的なコツコツドカンのパターンです。

 

チキン利食いとは、含み益が無くなるのを恐れて、事前に想定しておいた利食いの前に利益確定してしまうこと

 

コツコツドカンはプロスペクト理論が原因の可能性も

 

FXは人間心理が大いに介入していきます。

 

上記で説明した「ナンピン」や「チキン利食い」もメンタルからくるものがあります。

 

チキン利食いでいえば、人間の感情である「不安」からくるものですので、まんまと「プロスペクト理論」にハマってしまっています。

 

プロスペクト理論について詳しくはプロスペクト理論とは?日常にも潜んでいる罠を参考にしてください。

 

コツコツドカンはなぜ初心者に多いのか?

 

FX初心者の場合、トレード手法が明確になっていないことやリスク管理・資金管理がしっかりできておらず、自分の取引に優位性も持てずにいるため、相場に対して「自信」がありません。

 

そのため、いざというときに損切りできなかったり、少しの含み益で満足してしまい、コツコツドカンにハマってしまいます。

 

また、FXを始めた理由は人それぞれあると思いますが、「お金が欲しい」とか「資産形成したい」だと思いますが、皆共通していえるのは、「お金を増やしたい」という気持ちだと思います。

 

なので、逆を言えば「損をしたくない」のです。

 

その感情から、利益が出ると(勝てると)小さくても嬉しく、できるかぎり損失はだしたくない為、損切を後回しにしてしまいがちです。

 

少しの判断ミスが、後々の値動き時に取り返しのつかないことになってしまう前に損切りは早めに行いましょう。

 

初心者の方に勘違いが多いのは、「今までトレードに充ててきた時間を無駄にしたくないから、時給換算でバイトくらいは稼ごう」と思ってしまうことです。

 

FXは時給制ではありません。もちろんエントリーせず待っている時間もお金は発生しませんし、学習している時間もお金が発生するわけではありません。

 

しかし、FXではいかに「待てるか」で今後、収支がプラスになるかマイナスになるかが決まってきます。

 

利益をいくら上げるかで考えるのではなく、「損失をどれだけ抑えられるか」というマインドを持つことで、おのずと資産を増えてきます。

 

コツコツドカンの回避方法

 

ここからは、コツコツドカンにならない為の回避法をご紹介します。

 

先程まで何度か説明してきましたが、一言でいうと「優位性のある取引をする」これを守るだけでコツコツドカンは防げます。

 

損切を徹底する

 

エントリー前にあらかじめ損切目標位置を必ず決めましょう。

 

エントリーしてから損切目標を決めるのではなく、「エントリー前に決める」ことがミソです。

 

エントリーした後だと、ポジション建てした後に相場が逆行してしまうと、損切りしたくないからと言って、いろいろな言い訳を探し(テクニカル分析やファンダメンタル分析をして)結局遠くのほうに損切りを置いてしまい、リスクリワード比が1を下回ってしまうことが多くなる為です。

 

損切目標位置を決めたら、損切に近づこうがどうしようが必ず損切はしなければなりません。それだけでドカンは必ず防げます。

 

勝率だけにこだわるのは超初心者だけ

 

勝率が良いと勝てると思っていませんか?

もしその考え方が頭の中にあるようでしたら、今すぐに考え方を改めるべきです。

 

プロトレーダーでも勝率90%以上なんて方はいないに等しく、実際30%~50%くらいの勝率でも毎月プラスになっているトレーダーも数多くいます。

 

それは、リスク管理や資産管理がキッチリしているうえで、「うまい損切り」が出来ているからです。

 

ここで言う、うまい損切りとは、勝率に拘って1回の負けで悩んでしまったりせず、トータルでプラスになれば良いというマインドを持ち、1回負けても次のトレードで勝てればトントンだから大丈夫。

 

そう考えられるくらいのリスク管理が出来ていると、感情もおのずと相場に左右されません。

 

ドカンを失くすだけでも収支は改善できる。

 

小さな利益を積み重ねたものをドカンと1回の取引で失ってしまうから、トータルで負けているのではないでしょうか。

 

そのドカンさえやめることが出来れば、大きな損切は無くなりますから必然的にトータル利益は残ります。

 

「自分が許容できる損失の最大を決めて、自動損切注文を入れて決済まで相場を観ない」

 

これをするだけでもドカンが無くなって収支改善になりますよ♪

 

まとめ

 

■コツコツドカン

・コツコツドカンは大きく分けて3種類

・コツコツドカンは感情的な面とリスク管理から来るパターンなど人それぞれ

・ドカンを失くすだけでも収支は改善される

 

1勝9敗でも勝てるのがFXですが、その逆でも負けてしまうこともあるのがFXです。

 

いくら勝率が良くて利益を小さくあげていても、損失額のほうが大きいとトータルで勝てる見込みが少なくなってしまいます。

 

その大きな損失さえ防ぐことが出来れば、積み重ねてきた利益が残ることになるのでトータルでプラス収支にすることができます。

 

コツコツドカンで勝てない方は、まずは大きな利益を狙うことよりも、小さく損失を抑える工夫をしてみてください。

 

まずは、リスクリワードの改善からしてみると利益がのこりやすくなりますよ♪

 

リスクリワードについて詳しくはFX リスクリワードとは?取引を優位にする為の計算法を参考にしてください。