FX 損切できない理由を知っていますか?損切タイミングを失う原因

FX 損切できない理由を知っていますか?損切タイミングを失う原因

 

今回は、今この瞬間も悩んでいるかもしれない「損切できない理由」を解説していきます。

 

エントリー前は「絶対損切する!」と決めてエントリーしても、なぜ出来ないのでしょうか?

 

損切出来ない原因

 

まず、どうして損切りすることが出来なくなるのか、原因を上げてみます。

 

1.損をしたくない

2.負けを受け入れられない

3.連勝中だからまけられない(連敗中)

4.値が戻ってくるとどこかで思っている

5.自分の都合の良いように相場の値動きを予想している

6.状況が良くなると信じている

7.そもそも損切の発想が無い・・

 

さて、上記のいずれかに当てはまっているのではないでしょうか?

 

これらの原因のほとんどは「感情」が支配しているからです。

 

自分は正しい、自分は周りと違う、成功するに違いない!と、根拠のない自信に満ち溢れているようではFXでは絶対に勝てません。

 

このような方は、「強制ロスカット」「含み損が膨らんでしまってからの損切」といった展開を何度も経験してきていることでしょう。

 

FXは自己資金が関わっている為、「感情」がどうしてもでてしまいます。

 

ですので、「損をしたくない」のは当然ですが、これらの状態のままだといつまで経ってもプロトレーダーとして継続的に利益を上げていけません。

 

プロスペクト理論を知ろう

 

損切が出来ない状態になってしまうのはなぜか?を説明する理論があります。

 

それは、「プロスペクト理論」です。

 

プロスペクト理論とは、投資家は利益よりも損失に対して敏感に反応し、収益が出ている場合は損失を回避しようとする行動に走り、利益確定をすぐにしてしまいます。その反面、損失が出ている状態では含み損を取り戻そうとして大きなリスクを取る行動に走りやすいとされる理論です。

 

簡潔に言うと、「利益よりも損を避けようとする行動にでてしまいがち」になるということです。

 

利益が出ているときは、含み益を減らしたくない心理が働き、早々に利益確定をしてしまいます。

 

しかし、少しの損失でもそれを取り返したい気持ちが働いてしまい、いつまで経っても損切決済ができなくなります。

 

「もう少し待ってみよう!」「ここまで行けば、相場は反転して戻ってくるはず!」と根拠がある状態であれば問題ありませんが、損切が出来ないトレーダーの多くは、根拠がしっかり決まっていない状態であるため、プロスペクト理論で説明されている「損失拒否状態」に陥ってしまっています。

 

プロスペクト理論について詳しくはFX プロスペクト理論とは?日常にも実は潜んでます!を参考にしてください。

 

直近3回の取引に影響されている

 

人間は考えられる生き物ですので、直近の3回程度の取引結果に応じて、自分本位で今後の取引について考えてしまいます。

 

例えば、

3連勝中→「次も勝てるだろう」

3連敗中→「3連敗もしているから確率的に次は勝てるだろう」

1勝2敗→「次勝てば±0だな!」

2勝1敗→「勝率は良いから今のトレードルールで絶対大丈夫!」

 

と、いままでの取引結果は相場には全く関係が無いのに、「感情」が入ることにより、根拠の無い安心感・確率論を信じてしまいます。

 

そのため、自分の都合が良いように考えてしまうため、「プラスになる」ことしか頭で考えられなくなってしまいます。

 

もちろん、「勝って稼ぐため」にFXをやっているのでしょうから、勝ちへ執着する気持ちもわかりますが、勝ちへの執着が強ければ強い人ほどFXの餌食になってしまいまうのが現状です・・。

 

FXで勝ちたいのであれば、「勝つ」ことよりも「損失を出来るだけ減らす」ことを考えましょう。

 

「損失を減らす」と言うのは、1度の取引で今までの利益を失わないように、損失額を限定する2%ルールを使ったり、1度の取引で利益目標額より損失額を大きくしないようにするリスクリワードを使ってリスク管理をしましょう。

 

損切を必ず実行するためのお勧めの方法

損切の考え方を変える

 

結論から言うと、「損切を損失を思わない」ことです。

 

初心者に良くありがちなのが、損切=損失という考え方です。

 

「実際にお金が減るんだから損失じゃないの?!」と思われる方もいると思いますが、考え方・視点を変えましょう。

 

損切というのは「損を切る」と書きますね。

 

実は損切とは、放っておいたら損が拡大してしまう可能性があるから、少ない損失で切るという意味なんです。

 

会社で言うところの「経費」がこれにあたります。営業に出てお客さんに商品を売るには、車や冊子などの印刷代などが必要になってきます。

 

この経費を掛けずに営業しようと思うと、とても効率が悪く、良い成績には結びつきません。

 

損切とは必要経費なのです。

 

必要経費と考えることで「さらなる利益を生むためには仕方ない!」と思えるようになりましょう。

 

損切の考え方についてもっと詳しく知りたい方はFX 損切りで得られるメリットを知ろう!を参考にしてください。

 

逆指値注文で損切を自動化する

 

FXではプロスペクト理論の他にも様々なメンタル面の理論が出ています。

 

しかし、これらの「メンタル面を介入させない方法」が実はあります。

 

それが「損切の自動化」です。

 

損切の自動化とは、どの証券会社の取引ツールにも必ず付いている「逆指値」を使った方法です。

 

逆指値とは、エントリー前(後)持っているポジションに対して「〇〇円になったら自動的に損切してね」という注文ができる仕組みになります。

 

逆指値について詳しくはFX 指値注文・逆指値注文について分かりやすく解説を参考にしてください。

 

注文を入れておけば、後はパソコンやスマホを閉じていても、証券会社のサーバーベースで注文を受け付けていますので、注文したレートまで逆行してしまっても自動で損切決済を行ってくれます。

 

メンタルが介入して損切が出来ない方は、「損切の自動化」を実行することで、メンタルが介入する余地がありませんので、決済通知が来るまで放置しておけば「損切を先延ばしにする」ことはなくなる為お勧めです。

 

まとめ

 

FXを行う上でどうして損切できないのか?

 

ポイントは次の通りでしたね。

 

1.損切出来ない状態を知ること

2.損切=必要経費

3.逆指値を入れることでメンタルが介入しない

 

以上を守れば収支は改善されることでしょう。

 

「本当にこれだけでいいの?!」と思われるかもしれませんが、頭ではわかっていても

実際の取引になれば意外と出来ないものです・・・。

 

逆指値を入れておいても、「相場が気になる・・」と思って途中でチャートを見てしまい、損切にもうすぐ到達しそうだった場合、さらに逆指値の位置を遠くに置いてしまったりしてしまいます。

 

あとは、経験あるのみですのでそういった失敗も重ねて「やっぱり損切の先延ばしでは勝てない」と脳レベルで気づけるようになりましょう。

 

FXで上手に”経費”(損切)を払って、利益を上げられるよう資金を守っていきましょう!