周りと同じだと安心するFXに見られるバンドワゴン効果の影響とは

周りと同じだと安心するFXに見られるバンドワゴン効果の影響とは

 

行動心理学において「バンドワゴン効果」というものがあります。

 

FXの為替取引においてもこのバンドワゴン効果が影響して利益を思った通りに挙げられないことが多々あります。

 

今回はバンドワゴン効果の概要と原因についてご紹介します。

 

バンドワゴン効果とは

 

バンドワゴン効果とは多数が選択している現象がその選択肢を選択する際に影響することを指します。

 

簡潔に言うと「人気のあるものはますます人気になる」という意味です。

 

バンドワゴン効果が起こる原因

 

バンドワゴン効果が起こる原因は「安心感の獲得」です。

 

これはどういうことかと言うと、人間は無意識のうちに「みんなと同じ=安心安全」と思いやすい傾向にあります。

 

例えば

 

・「みんなと同じが良い」

・「みんながやっているからやってみたい」

・「みんなが買っているものなら買いたい」

 

といった風に、ついつい多くの人が意見している方へ流されやすい(選択しやすい)ことを指します。

 

つまり安心したい⇒みんなと同じがいい⇒人気があるものはさらに人気へ

 

このように人はとにかく安心したい生き物なのです。

 

だから大多数の意見に依存しやすく、集団ともうまく付き合っていかないといけない!と思い込みやすいのです。

 

バンドワゴン効果からみた日本人の特徴

 

特に日本には集団から外れると、生きづらさを感じる文化が根強く残っています。

 

だから日本人はバンドワゴン効果の影響を受けやすいとされています。

 

それは日本が島国で大陸国に比べて閉鎖的な環境に身を置いていることが関係しています。もちろん他にも様々な要因はありませすが。

 

「みんなと同じ」でないと他の人から無視されたり、仲間外れにされてしまったりするため「みんなと同じ」であることを選択したい。それが生存していく上で安心な選択と無意識のうちに感じてしまうのです。

 

バンドワゴン効果の具体例

 

バンドワゴン効果の影響は私生活の中に沢山隠れています。

 

バンドワゴン効果は、よくマーケティングやブランディングなんかにも使われる心理学の一つです。

 

具体的なバンドワゴン効果の事例を見ていきましょう。

 

行列店に見られるバンドワゴン効果

 

街を歩いていると、お店に人が並んでいることがあります。

 

あれって結構気になりませんか?「あのお店おいしいのかな?」「流行っているんだろうか?」など

 

実は人が作る行列には、より人を引き付ける効果があります。

 

他にも、ニュースなどでも「一気に需要が高まり、品切れ状態が相次いでいます」と聞くと「そんなに人気なら自分も買ってみようかな」と思いますよね。

 

つまり実際に良いものばかりが売れるのではなく、良いと認識されているものが加速度的に人気を集め、その結果行列を作るようになるのです。

 

FXにおけるバンドワゴン効果

 

FXにもバンドワゴン効果が現れます。

 

取引をする時にはテクニカル分析が必須ですが、もちろんファンダメンタルズ分析もしますよね。

 

そんなときに、自分が買う予定の無かった通貨が「需要が高くなっています!」などと見ると、思わず買ってしまいたくなりますよね。

 

これこそがバンドワゴン効果なのです。しかし、テレビのニュースなどで放送されたときにはそれらの事象は全て相場に織り込み済みですから、結局人気が落ちた後に買ってしまう可能性が高いのです。

 

だからこそ、周りの言葉や集団心理に惑わされず、先読みをした上で対処をしていくことが、為替取引では重要になってきます。

 

ちなみに最近の事例で言うと、ビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨(仮想通貨)もバンドワゴン効果の影響を大きく受けた金融商品の一つです。

 

本当に狙うべきエントリーのタイミングは「大衆が振り落とされた後」なのです。

 

最初にお祭り騒ぎで人気を作る根源にいるのは、資金量豊富なファンドなどの機関投資家です。我々個人投資家は資金量的にお祭りを始めることは出来ません。

 

なので、重要なのは強い人たちについていくことを意識することです。

 

その為には大衆と同じように考え、同じように行動していてはいけません。

 

機関投資家(強者)がどうしたいのかを考え、なおかつ大衆が振り落とされた後に入ることが重要になってきます。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

 

バンドワゴン効果はあなたの日々の何気ない選択や人生を変えてしまうほどの選択にまで、多大な影響を与えていることを理解して頂けたのではないでしょうか。

 

良くも悪くもバンドワゴン効果に惑わされることなく、自分の意思決定にしっかり自信を持ち、仮にFX取引で負けてしまっても「自分の判断だから仕方ない」と思えるような取引を心掛けましょう。